広島少年院(広島県東広島市)で収容少年に暴行したとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元法務教官田原克剛被告(44)の控訴審判決が13日、広島高裁であった。竹田隆裁判長は一審広島地裁の懲役9月の実刑を破棄し、懲役1年4月、執行猶予4年を言い渡した。
弁護側は事件の原因について、被告個人の問題だけでなく、同少年院が慢性的な過剰収容状態の中で収容少年同士のトラブルが起きる構造的な欠陥があったと指摘。少年の両親と面会して謝罪しているとし、実刑を回避するよう訴えた。 検察側は控訴棄却を求めた。 一審判決によると、田原被告は2008年3月、広島少年院で、16歳の収容少年の頭を洗面台に近づけ「これを飲んで死ね」と言いながら、口に洗剤の容器を押し付けるなどした。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕知られざる塀の向こう側 刑務所の実態 ・ 謝罪受け入れ、再会望む乗客=傷癒えぬ遺族も ・ 殺人の少年に懲役5〜10年=裁判員「被告の将来に迷った」 ・ 両親海外、子が寮は不支給=子ども手当、家庭環境で左右 ・ ほかの少年2人にもわいせつ行為=少年院教官を再逮捕 ・ <トヨタ社長>「24耐」出場見送り…周囲の猛反対で(毎日新聞) ・ 中央・総武線各停、上下線で運転見合わせ(読売新聞) ・ 地元調整「6月以降も継続」=米との合意は今月中に―普天間問題で前原担当組(時事通信) ・ 国会法改正案 野党が対応協議(産経新聞) ・ 友人が酒気帯び当て逃げ、同乗の警官逃げる(読売新聞)
by zrbkffiark
| 2010-05-20 04:58
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